【実体験】深センでベビーシッターを雇うという意思決定
おはようございます。中国深セン在住の吉川です。
先週、ようやくベビーシッターさんが深センの家に戻ってこられて、家庭内に平和が戻りました。仕事の集中力が上がった、というより先に、家の空気が落ち着いたのが一番大きいです。子どもが小さい時期は、家が回っているかどうかが、そのまま夫婦の体力と判断力を左右します。
最近は日本人の食事会でも、これから子どもを深センに連れてくる方から軽い相談を受けることが増えました。住居や学校と同じくらい、生活を誰がどう回すかが現実的な論点になってきていて、そこで必ず話題に上がるのがベビーシッターです。
家族の一員として暮らすという感覚

私の中でベビーシッターは赤の他人ではなく、家族の一員に近い存在です。この価値観は、以前、中国で長年ベビーシッターと一緒に暮らしてきた日本人の経営者から最初に教わりました。家に住み込みで入ってもらうというのは、単なる労務提供の契約ではなく、毎日の感情や体調の波まで含めた共同生活です。
こちらが相手を便利な外注先として扱い始めると、どこかで歪みが出る。逆に、家族として尊重しつつ、役割と境界線を言語化しておくと、驚くほど家が回り始める。そんな前提を持っていると、日々の些細な摩擦も減ります。
我が家の契約条件と、生活が回る実感

我が家の場合は住み込みで、夜から朝にかけての睡眠以外は基本ずっと見てもらえる形態です。月に休みが4回だけなので、感覚としては週6日で稼働してもらっている状態です。料金は月額7000元で、娘の面倒だけではなく、私と妻の朝食と晩ごはんも用意してもらい、洗濯や床掃除、ごみ捨てまでがサービス範囲です。食材費はこちら負担です。
この条件が何を生むかというと目に見えるくらい感動する余白です。余白ができると、夫婦の会話が「次に何をするか」へ戻ります。子どもが小さい家庭は、放っておくと会話が「誰が何をやっていないか」の監査になりがちです。ここが崩れると、家計は数字上プラスでも、生活における感情面は赤字になる可能性があります(体験済み)。ベビーシッターは、その赤字を止血する投資として効いています。
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