激震!ファーウェイが変えた自動車の常識「スマホ化するクルマ」の衝撃
皆さんおはようございます。中国深セン在住の吉川です。
深センはまだまだ夏の暑さが続いていますが、朝晩は少しだけ涼しくなり、ホッと一息つける時間が増えてきました。
さて、今週も中国の最新テックトレンドをお届けします。今回は、皆さんの生活にも身近な「クルマ」の話題、それも今中国で最も注目されている一台について深掘りしていきたいと思います。実は、来る9月9日に自動車メディア「レスポンス」とのオンラインイベントにお招きいただき、中国、特にファーウェイとシャオミのNEV(新エネルギー車)について解説することになったので、いつも以上に情報収集をしたり、実際に店舗で試乗したり、店員さんと話したりと、徹底的にインプットをしました。すぐに試せるのは中国に住んでいるメリットですね(物好きか)
中国自動車市場の新たな台風の目「問界 M7」の衝撃

予想通りではあるが1時間で10万台の予約オーダーが入る人気ぶり()。
Huaweiの自動運転ADS4.0や無重力シート、冷蔵庫など、最近のトレンドを完全に押さえにいった家族向けSUVです。600万円は最低でもしそうですがコスパは良い
「たった1時間で10万台の予約!」この数字がどれほど驚異的か、想像できるでしょうか。2025年9月5日、ファーウェイと自動車メーカーのSERESが共同開発した電気自動車ブランド「AITO(問界)」の新型車「問界 M7」が予約を開始。ファーウェイのショップでWechat交換した人からは発売前から宣伝のメッセージを沢山受け取っておりましたので予想してはいましたが、わずか1時間で10万台の予約を達成。中国の自動車業界に激震が走っています。

営業攻め
今回のニュースレターでは、この驚くべき数字の背景にあるもの、そしてなぜこの車がこれほどまでに注目されているのかを徹底解説していきます。単なる車の話ではなく、中国の消費者トレンド、そして日本企業が学ぶべきビジネスのヒントが詰まっています。